ホーチミンで浴びる一瞬のスポットライト

ここ二日間は、ベトナムで日本企業誘致の為のセミナーがあったのもあり色々な重役とお会いする事が多かったのだけど、その中でやはり人を引き付ける人にはそれなりの理由があるものだなあ。と改めて実感した

私はこのセミナー中、プログラムや会食が円滑に進むように裏方として色々とお手伝いをしていたんだけど、私たちみたいな下っ端にまで気を使ってくださる会長は本当にすごいなぁと思った。


外務大臣とか政府関係者も多い会食の席でも(VIPゆえに一切のミスを許さないという緊張感がすごかった。)


「この子達にも後でご飯ちゃんと食べさせてやってよ」
「君の事褒めておいたからね」とこそっと言ってくださったり


最後の最後に、ちょっと来い!と呼ばれ
「大学を休学して、異国の地で頑張るこういう若者もいるんだ!こういう若者が希望を持てる社会にしなきゃいけないじゃないか!」と皆様の前で紹介してくださったり、、



ひたすら裏方として動いていた私も
ホーチミンで一瞬のスポットライトを浴びる事が出来ました。


そんな言葉たちを会長は私にくれたのだけど、人ってやっぱ単純なもので、こういう一言や気遣いを感じるとすごくやる気になったり、この人のために頑張ろう!と思わされたりするんですよね


私は物凄く単純な人間なので「帰国するときに、成長した姿見せるためにがんばります!!!」そんな言葉が自然と口からでていました



どうやったら部下をやる気にさせる事ができるか
どうやったら自分の事を好きにさせる事が出来るか
もう30年間トップを走ってきたら、すべてわかっているんだろうなぁ


嬉しいなーと思いながら、冷静に会長の言動を見ていました


上を立てる事はもちろん、下にもスポットライトが当たる瞬間を作るというところ


気をまわす天才だ、あ〜さすがだー!と思いました。


他にも、この緊張した空間に絶妙なコメントをして場を和ませる天才や「どっ」という笑いを起こす事ができる天才


そんな才能を持った人達に会えたのはすごく貴重な機会だった
私もどっかの組織に入って何年後かに後輩を持った時に、後輩の働きにこそ目をかけてやるそんな先輩になりたいものです。





名曲
http://www.youtube.com/watch?v=8ufIcxlkxcU&feature=relmfu